11月, 2011年
携帯小説
「DEEP LOVE」や「リリイ・シュシュのすべて」といった作品は、援助交際をテーマに扱った作品として、広く知られていると思います。
援助交際は、90年代に社会問題としてもかなり流行したものですから、こうやって取り上げられることになったのだともいえるでしょう。
ある意味では、その社会問題を取り上げた、問題作品ともいえる映像作品かもしれませんね。
「DEEP LOVE」という作品は、もともとは映像作品ではなく、原作の小説があります。
その小説も、現在の携帯小説の始祖ともいえるようなもので、若い女性でも簡単に読めるような手軽な小説になっています。
そして、「リリイ・シュシュのすべて」は、岩井俊二監督によって描かれた、リアルな援助交際が作品に盛り込まれています。
援助交際といえば、かなり退廃的なものとして描かれることも多いテーマですが、
「リリイ・シュシュのすべて」では、その援助交際を行う少女たちも、また綺麗な存在であるという描かれ方をしています。
その表現が、かえって援助交際をまさにしている世代である若者にも、よく響いたのではないでしょうか。
どちらも援助交際を扱った作品ではありますが、描かれ方によって、その感じ方がかなり違うということがわかると思います。
愛を受けることなく育ってきた女性
女性には、やはりその心の中にどこか闇を抱えている場合が多いのではないかと思います。
例えば、家庭にいることが心から楽しいということであれば、援助交際のようなことは決してしないのではないかと思います。
家にいると本当に楽しくて、家族との会話もあって幸せに感じる、というような女性は、援助交際をしている人にはいないのではないかと思います。
援助交際をする女性にとっては、その家庭の問題なども、その背景になっている部分もあるといえるでしょう。
例えば、最終的に援助交際をするようになってしまった女性は、家庭で愛を受けることなく育ってきたなどの理由があるといえるかもしれません。
親からは、愛情を受けることよりも、何かをして怒られていたことが多かったりするなど、そういった理由から援助交際をするというきっかけになることも考えられます。
そういった女性は、自分が親から心配されるということを感じられなくなってしまいます。
そのことから、どうすれば心配してもらえるようになるのか、そのことを無意識に考えるようになってしまうのかもしれません。
その結果、援助交際をするようになってしまう、ということなのではないでしょうか。
その行為がエスカレートしていった結果、援助交際に手を出してしまうということが考えられるといえるでしょう。
母親からの影響を受けた女性
援助交際をする女性には、無意識に母親からの影響を受けているということも考えられます。
家庭環境が円満でないと、そこに育った少女が援助交際に関わりやすいということは、考えられることなのではないかと思います。
例えば、母親がシングルマザーとして少女を育て続けてきたとして、結婚をすることなく何人もの男性と関係を持っている、という場合も考えられます。
無意識に母親の姿を追い求める娘としては、母親と同じように、何人もの男性と関係を持とうと思うようになるのではないでしょうか。
そのことから、不特定多数の男性と関わりを持つような、援助交際のような関係に発展することになってしまうのです。
また、自分の母親と同じタイプの男性に関わるようになってしまう、ということも実際起こってしまうようです。
家庭で女性に暴力を振るうような男性と結婚をした母親の娘は、同じく暴力を振るう男性と関わりを持ってしまう、というようなケースがあるようなのです。
本来ならば、こういう人にはならないでおこうとするべき母親の姿を、どうしても追い求めてしまうのが、娘という存在なのではないでしょうか。
援助交際をしてしまう背景には、家庭の事情も大きく影響をしていると考えられると思います。
金銭感覚が狂わないように
90年代には、援助交際をしている女子高生はかなり多かったといわれています。
現在でも、援助交際をしている女性はかなりいるといわれていますが、昔援助交際をしていた女性は、今では普通に大人になり、結婚をしていることもあります。
そのとき、援助交際を過去にしていたということは、彼女たちにとってどのような思い出になっているのでしょうか。
普通に結婚をして主婦になっている人でも、水商売をしているという人でも、過去には援助交際をしていたという場合があります。
ですが、もちろんその中には普通の男性と結婚をすることができ、一般的な家庭を得ることができた、という場合もあると思います。
それは、人によって様々な生き方をしているということになるといえるでしょう。
しかし、援助交際をしていた人の共通の思いとしては、普通に稼ぐよりも、援助交際をしたほうが楽に稼ぐことができる、というものがあるのだそうです。
援助交際をすることで、短時間で数万円という金額を稼ぐことができてしまいますから、それだけ忘れられない体験だったということなのでしょう。
援助交際をするということは、数十万円という金額を楽に扱うことができるようになってしまいますから、それに感覚が慣れてしまう女性もいるのでしょう。
あくまで犯罪です
援助交際は女子高生の間でかなり流行したものだといえるでしょう。
未成年の女性と、お金によって関係を持つ男性が非常に多いということで、社会問題として援助交際は取り上げられることになりました。
条例によって、援助交際は禁止され規制がされるようになったのですが、そうなった今でも援助交際を行っている男性はいるといわれています。
やはり、女子高生によって、一度のセックスで数万円という金額設定には、かなり魅力的なものがあるということなのでしょう。
援助交際の掲示板というものもまだ存在していますし、そこでは平然と女性も男性も援助交際のための出会いを求めています。
そこでは、家出をしたためにお金が必要だというような、家出少女の書き込みなども見ることができるのです。
昔は男性から迫ることが多かったこの援助交際という関係ですが、今では女性から持ちかけることも増えているのだそうです。
一見すっかり行われなくなったようにも思われる援助交際は、一部の男女によって続けられているものでもあるのです。
売春はあくまで犯罪なのですが、そのことを理解しても隠れながら行う人がいるということなのでしょう。
ですが、将来になってから彼女たちは後悔することになるのかもしれません。
自分の将来
援助交際をするということは、男性に自分の身体を売ることになるということですが、それに至るまでに、あまり大きな決断をしているという人は多くありません。
あくまで、軽いきっかけによって援助交際をする人の数が、圧倒的に多いのです。
私が女子高生だったときも、クラスの中に援助交際をしていたという人が居ました。
他のクラスにも何人も援助交際を体験したことがあるという人はいたらしく、かなり援助交際が流行っているという状況でした。
その人たちにとって、援助交際というのは普通にアルバイトをするよりも、楽して簡単に稼ぐことができるのではないでしょうか。
マックなどのアルバイトをしていると、苦労をすることも多い割りに、手にすることができる金額は少ないと思えるのでしょう。
その点援助交際であれば、一回関係を持つだけで、数万円は軽く手に入ってしまいますから、彼女達にとってもかなりおいしい話だったのだと思います。
自分の将来のことなどは一切考えることなく、そのとき稼ぐことができればいいという思考で、彼女たちは援助交際をすることになったのだと思います。
ですが、そこで妊娠などをすることになってしまうと、彼女たちはその行いを後悔するようになるのでしょう。
他サイトを利用する
援助交際をするために、掲示板を使って相手を探しているという人もいると思います。
ですが、その掲示板をいくら使っていても、そこから出会いを見つけることが出来ないという場合もあるのではないでしょうか。
相手を見つけて、お金を得ることは可能かもしれませんが、自分が求めているような金額に辿り着くことができない、というケースはいくつもあると思います。
あくまで援助交際の相場である、三万円程度という金額でしかやり取りをすることができず、
それ以上の金額に辿り着けない、そんなスランプに陥っている人もいるのではないでしょうか。
ですが、さらに高額を狙っている女性は、援助交際をするために掲示板を使用しなくなることもあります。
掲示板を使っていると、どうしてもそこにある相場に金額を縛られてしまうことにもなりますし、思ったように稼ぐことができなくなってしまいます。
そこで、援助交際の掲示板を利用することなく、他の場所を使うようになるのです。
それが、家出掲示板ということになり、そこであれば、家出少女のふりをして男性から援助をもらうことができるのです。
家出掲示板のほうが稼ぐことが出来るという場合もあるようで、女性は掲示板などを駆使して出会いを求めているのですね。
彼女たちの演技力
援助交際をするためには、サイトなどを使うことで男性を探しているという女性もいると思います。
しかし、援助交際をするということはサイトからでしか出会いを見つけることができない、というわけではありません。
型にはまったやり方では、やはりその程度の稼ぎしかすることができません。
もっと稼ぎたいと思っているような女性は、そこにさらに工夫を加えることで、高い金額を目指すようになるのです。
援助交際の関係というのは、お金を払う男性との一度限りの関係で終わることになるものですよね。
同じ男性と何度も関係をすることで、定期的にお金を稼ぐことができるというものではありません。
お金を継続的に援助交際で稼ごうと思うのであれば、何人もの男性と何度も関係を持たなければなりません。
継続的な出会いを求めるために、女性は援助交際のサイト以外の場所も使うようになることがあります。
それが、神待ちと呼ばれるサイトになり、そこで彼女たちは演技力を用いて男性との出会いをすることになります。
援助交際の掲示板では、女性はもらえる金額には相場があることになりますが、
神待ちでは、家出少女を援助するためということで、金額に上限は設定されていないのです。
そのことから、神待ちのほうが稼げると判断をして、そちらに移っている女性も多いのだといわれています。
二十代の女性も存在します
援助交際は、やはり未成年の女性によって行われるものというイメージが強いかもしれません。
当時援助交際がかなり流行していたときも、特に女子高生などの若い女性によって、援助交際は行われていました。
しかし、中には女子高生などの未成年の女性以外にも、援助交際をしている女性は存在します。
男性と関係を持つことによってお金を得ることができる援助交際という関係は、女性にとっては魅力も大きいのでしょう。
ですが、援助交際を始めるようになる年齢は、やはり未成年であることが多いのだといいます。
そこから継続的に援助交際をしていき、二十代を越してからも援助交際をしている、という女性が存在するということなのでしょう。
中には、中学生から援助交際をしてお金を稼いでいたというような女性もいるようです。
売春は犯罪であるということを理解していたとしても、お金のことを考えると援助交際をしてしまうのでしょう。
最近では、携帯電話が普及してきていることによって、援助交際のための出会いも非常に求めやすくなってきました。
そのことも影響して、援助交際はまだなくなることなく続けられているのでしょう。
そして、女性が援助交際というものを軽く考えているからこそ、男性もそこにつけこむことになるのでしょう。
女性が行う肉体労働
援助交際は、いわば女性が行う肉体労働ともいえるようなものです。
それを行い続けることによって、女性は大きな問題に直面してしまうこともあるかもしれません。
例えば、男性と関係を持つということから生まれる、妊娠や病気といった問題は十分考えられることですよね。
そういった肉体的な問題はもちろん、精神的なダメージも無視することはできなくなってしまいます。
セックスを不特定多数の男性と続けていくということには、金額に見合わないかもしれない大きなリスクがあることになるのです。
もしそこで病気になるようなことがあったとしても、その相手はわからないかもしれません。
そうなってしまえば、その問題はすべて自己責任ということで片付けられてしまうのです。
普通に男性と付き合っているということであれば、その男性と問題を共有することができますが、
妊娠や病気といった問題を一人で抱え込むということには、大きな苦痛も伴うことになると思います。
女子高生ということであれば、退学の可能性もありますし、家族にばれれば勘当されてしまうかもしれません。
援助交際をすることには、それだけのリスクがあるということなのです。
自分の身体だから好きにやってもいい、では済まされないこともあるのです。
スケジュールの管理
援助交際を続けていっている女性は、何人もの男性と並行して援助交際をすることもあります。
そうなってくると、いつどの男性と関係を持つか、というような、スケジュールの管理が重要になってくるのです。
彼女たちはスケジュール帳を駆使して、どの男性との関係はいつなのか、ということを把握するようになります。
そこで確認するのは、相手の名前と、その相手との援助交際の約束になります。
相手との金額が曖昧になってしまうと、援助交際をする上ではトラブルにもなってしまいますから、それだけはしっかりと確認しなければなりません。
そのスケジュール帳は、見られてしまえばすぐに援助交際をしているということがわかってしまうほどのものです。
ですが、スケジュール帳を使うまでになった女性は、たいていそのスケジュール帳を隠すこともなくなってくるのだといいます。
もし、それで生活費を得ているというような女性は、月の収入を計算しながらスケジュールを組んでいくことになるのです。
やはり自分の生活を支えているもののことですから、それなりにきっちりと計算をしなければならないのでしょう。
そんな計算をしているからこそ、他人に隠すような余裕がなくなってくるのかもしれませんね。
自分の身体の価値を考える
もし、自分に値段をつけるとしたら、いくらだということを主張するでしょうか。
その値段が何から算出されるのかということにもよりますが、自分の値段を決めるということは難しいことですよね。
ですが、援助交際では、常にそんな自分に値段をつけるということが行われているのです。
相手の男性に対して、女性が提示するのは、自分という身体を扱うことへの値段、ということになります。
援助交際のたいていの相場は、一万円から三万円程度、ということになりますが、その値段は女性の身体そのものの値段、ということになるのです。
そこでは、自分の値段をきっちりと決めるということをしなければ、曖昧に相手に値段を決められてしまうことになります。
一万円で自分の身体を売るというのでは、あまりに安すぎるということになりますよね。
女性は、援助交際をするために、自分の身体をいくらで売るのかということを考えなければならないのです。
常に、自分の身体にはいくらの価値があるのか、というシビアな質問を、援助交際をする女性は受けているということにもなります。
常に自分の身体が三万円程度でやり取りされることに、彼女たちは何か特別なことを考えているのかもしれません。
ビジネスだと割り切る
援助交際をするということは、女性が男性と行うことができるビジネス行為、ともいえるかもしれません。
援助交際では、女性は自分の身体を商品として、相手に売りつけることになります。
女性がたいていの場合はそこで値段を提示し、男性がそれに応じた場合は、援助交際という関係が成立するということになるのです。
ですが、安すぎては女性が損をしてしまうことになりますし、高すぎると男性が買ってくれないということになります。
援助交際での値段の設定は、女性にとってはとてもシビアな問題でもあるのです。
例えば、援助交際での値段の相場というのは、三万円程度ということになっています。
これに納得をして援助交際ができるのであればいいですが、もっと高く設定したいということなら、男性との直接の交渉が必要に成ります。
男性は相場で援助交際をしようと考えていますから、それ以上高い値段ということになると、女性の質を見てその値段に納得をするかどうかを決めることになるのです。
女性の中には、自分を一万円で何度も援助交際をしているという人も居ますが、それではやはり値段は安すぎるといえるのではないでしょうか。
援助交際で損をしないためには、自分はこの値段以下では、絶対に相手と関係を持たないということを、強く心に決めておく必要があるのです。
ビジネスなのですから、値段の設定に関しては強気でいく必要もあるのです。
周りに流される事が始まり
援助交際をするということには、自分の身体を相手に売ることになるという決意のようなものが必要になります。
だからこそ、その行為を行うためには、とても大きな決断をしなければならないということがいえるでしょう。
しかし、実際にはそんな大それた決断をしながら援助交際をしている人はほとんどいないと思います。
たいていは、その場の成り行きで援助交際をすることになった、という人なのではないでしょうか。
例えば、よくある援助交際のきっかけとしては、道端で男性に誘われたことがきっかけで始めるようになった、ということや、
友達がしていたから自分も興味を持って援助交際をするようになった、というようなものがあります。
そういうきっかけから援助交際をするようになった女性は、援助交際に対しても深く考えていることもないと思います。
あくまでそれをするようになったのは自分の意志ではなく、周りに流されて、ということになるからです。
そういった援助交際をするようになる女性の特徴としては、自分に強い意識を持っているというタイプの人ではなく、
周りに流されやすいタイプの人が多いのではないでしょうか。
もっと自分の意志を強く持つような人であれば、援助交際をするようになることもないのかもしれません。


